低糖人になると、観光地での土産物は糖質の多い品ばかりだと改めて気づかされ、糖質の少ない土産を探すのに一苦労します。
最近観光ブームが復活している熱海の駅ビル内で、美しい水色の卵など5種類の平飼い卵が入った五宝卵を見つけました。
1箱1544円(税込/10個入り)と贅沢な卵セットですが、パッケージを開けた時からワクワク感が生まれ、その味は期待を裏切らないと思います。
五種類の卵は、他の平飼い卵と比べても格上のおいしさです。
■ 日の出たまご 黄身が濃く弾力があり、生たまごで食べると臭味のない甘みが絶品です。昔ながらの平飼いで、ミネラル豊富な発酵飼料を与えた鶏は腸内環境もよく、臭いやハエもいない鶏舎で産み落とされる卵だそうです。
■ コーチンたまご 5種類の中で一番大きいサイズの卵です。コクがあるので、ゆで卵や目玉焼きなどシンプルな料理で、卵のおいしさを味わって頂きたいです。
■ 青空たまご 殻を割ってしまうのが惜しい位、水色の殻が美しい卵です。南米チリ原産のアローカナという鶏が産む卵は栄養価も非常に高く、シアワセを運ぶ”Something Blue (何か青い物)“として、新婦やご年配の方への贈り物にも如何でしょうか。
■ 軍艦たまご 箱根西麓のミネラルを含んだ赤土で育った鶏が産む卵は、上品な甘みが逸品です。
■ 烏骨鶏たまご 薬鶏とも言われる烏骨鶏。「小粒だけどピリリと辛い。」喩えではないですが、小さい卵に栄養が一杯つまっている貴重な卵です。
五宝卵の平飼い有精卵は、まずは生たまごやゆで卵でおいしい卵を味わって下さい。糖質制限を続けていると味覚が敏感になっているので、そのおいしさが更にわかると思います。
ゆで卵は、塩なしでも充分おいしいです。
生たまごは腹持ちがよく、朝食や昼食に生卵2個だけで夕方迄ほとんどお腹が空きません。一度おいしい卵で試してみて下さい。
ただし、”炊きたてごはんには生たまご”という美味しいイメージが定着している〈卵がけごはん〉は、血糖値を一気に上げるコワイ食事ということを、お忘れなく!
卵に小さな穴をあけるだけの小さなマジックです。
卵は新鮮な程、ゆで卵の殻はきれいにむけません。新鮮な卵には二酸化炭素(CO2)が沢山含まれていて、ゆでるとCO2が膨張して白身が殻についてしまうからです。
ゆでる前に、卵の底にナイフなど鋭利なもので穴を少しあけます。ゆでている時に、穴からCO2の泡がプクプク出たらOK。出ない場合は再度穴を大きくしてみて下さい。
ゆであがったら直ぐに冷水に入れると、きれいに殻がむけます。
ちょいワルおやじで有名なタレントのジローラモさんが、イタリアで子供の頃毎日食べていたという生たまごのユニークな食べ方です。
鋭利なナイフやフォークなどで、卵の底面に小さな穴をあけます。次に卵の頂面にも同じように穴をあけます。底面の穴を指で押さえて、頂面の穴から吸って下さい。一気に卵が口に入ります。
生たまごを入れる器を必要としないので、どこでも召し上がれます。
追記:新年にちなみタイトルに「卵の宝船」と記載しましたが、Pocorin読者から「宝船は七福神が乗っているので5種の卵は不足なのでは?」とのご意見を頂きましたので「7種の七宝卵!ができますように!」とご祈願いたしました。伊豆三島卵屋さん、新商品ご検討くださいませ。
五宝卵の取り寄せは、伊豆三島卵屋 か 伊豆村の駅まで、電話で直接お問い合わせ下さい。
※ Pocorinアドバイス
日の出たまごは産んで1日以内に発送できる安定した供給量ですが、他の種類は供給量が少ないそうなので、五宝卵の取り寄せや店頭購入は、予約をして欲しいそうです。