健康のために糖質制限と週2/3回のアルコール休肝日生活を数年送っている間に、日本製ノンアルコールビールをほぼ網羅してしまいましたが、どれも”ビールもどきの味”なので、もっぱら休肝日の友は炭酸水。
ところが先日飲んだオーストラリア製『ブローリー プレミアムラガー』は、添加物の味が気になる日本製とは明らかに違う。のどごしがよくノンアルコールビールとは思えない美味しさです。そして最後までその美味しさが変わらないのがすごい!
美味しさの秘密は、原材料と製造法のようです。麦芽、しょ糖、ホップ、ロースト大麦だけを使用。普通の製造法でビールをつくりアルコール分を除去、そして炭酸を加えています。
この夏、お奨めの1本です。
さて、日本製ノンアルコールビールですが、ビールテイストにするために色々な添加物が含まれています。
人気のノンアルコールビールをチェックしてみましょう。確かにアルコール度数は0.00%、糖質も少ないのですが、この原材料では美味しさを追求するのは無理な話です。
・サントリーオールフリー 350ml 【糖質0g アルコール度数0.00% プリン体0mg】 原材料:麦芽(外国製造)、ホップ/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素、ビタミンC、苦味料、甘味料(アセスルファムK)
・アサヒドライゼロ 350ml 【糖質0g アルコール度数0.00% プリン体0~3.5mg】 原材料:食物繊維、大豆ペプチド、ホップ/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(アセスルファムK)
・キリン 零ICHI(ゼロイチ)350ml 【糖質7g アルコール度数0.00% プリン体0~8.05mg】 原材料:麦芽(外国製造)、水あめ、食物繊維、米発酵エキス、ホップ/炭酸、香料、酸味料、調味料(アミノ酸)、乳化剤
気になる『ブローリー プレミアムラガー』の糖質とアルコール度数をチェックしてみましょう。
1缶355ml(海外製なので5ml量が多い)【糖質6.04g アルコール分0.9%未満 プリン体3.55mg未満】他の海外製ノンアルコールビールの中では低糖です。日本の酒税法によるとアルコール分1%以上が酒類。ギリギリの度数です。
「美味しい休肝日が過ごせる」とお酒好きには好評ですが、糖質制限の観点からも、アルコール摂取量の観点からも、2本(糖尿病の方は1本)までに抑えて欲しいところです。またお酒の弱い人は、飲み過ぎると多少ほろ酔い加減になるかもしれません。
最後に、糖質もアルコールも依存性があります。
久里浜式アルコール依存症スクリーニング検査では、毎日晩酌するだけでほぼアルコール依存と診断されます。『アルコール摂取は、週2~3回、1回2杯まで、それ以上はアル中』ということをお忘れなく!
ネット販売のみです。2020年8月現在、楽天ショップ経由が一番リーズナブルな価格でした。ケース売りですが1本だいたい100円~120円位です。