くだものは糖質が多いので糖質制限ではNG品目ですが、その香りで食べている気分になる【無印良品】フレーバーティーをご紹介します。人工的な香りがする商品とは違い、爽やかな香りと味が口の中で拡がります。
糖質はゼロ!価格も1本100円とリーゾナブルです。【無印良品】の冷蔵売り場で入手できます。
猛暑の夏は、血糖値を急激に上げる怖いスポーツドリンクよりも、このフレーバーティーで喉をうるおしてははいかがですか。
とうもろこし茶以外は、ルイボス茶にはマスカット、烏龍茶にはりんご、有機緑茶には桃やくりの香りがブレンドされています。
気をつけて頂きたいのが、冷やして飲むタイプなので温めるとブレた味になってしまいます。また常温でもクエン酸が入っている種類(2,3,5)は酸味がきつくなります。
※ 添加物をメーカーに問い合わせた所、香料は天然由来ではなく、ビタミンCはとうもろこし由来、酸味料は無水クエン酸ということです。
【原材料】とうもろこし(アメリカ)、ビタミンC
焼きとうもろこしの香ばしさと甘さがあります。
とうもろこしは根菜(れんこん、ゴボウなど)と同じく糖質が多い野菜です。とうもろこし1本(240g)で糖質約16.4g(角砂糖4.1個分)もありますが、乾燥させたとうもろこしを焙煎する『とうもろこし茶』は糖質ゼロです。
”糖質づけだった医師の告白” で掲載されている花岡篤哉先生は39歳で糖尿病を発病し、薬に頼ることなくスーパー糖質制限だけで上手に血糖値コントロールを行っています。「血糖値が上がるので好きなとうもろこしを食べるのをあきらめていましたが、香りで味わえるとは嬉しいですね」と仰っていました。
【原材料】ぶどう果汁(イタリア製造)、ルイボス(南アフリカ)/香料、ビタミンC、酸味料(クエン酸)
爽やかなマスカットを食べているような気分になります。
ノンカフェインのルイボス茶とブレンドしているので、妊婦さんも安心して飲めます。
※ ルイボスは南アフリカに生息する豆科の低木。針状の葉の部分を飲用します。
【原材料】烏龍茶(中国)、りんご果汁/香料、ビタミンC、酸味料(クエン酸)
青りんごのような香りが烏龍茶にみごとにブレンドされています。
【原材料】有機緑茶(鹿児島県)、栗パウダー/香料、ビタミンC
鹿児島県産のオーガニック茶葉を使用しています。くりの甘やかな香りがどこかノスタルジックな気分にさせてくれます。
【原材料】有機緑茶(鹿児島県)、桃果汁/香料、ビタミンC、酸味料(クエン酸)
こちらも鹿児島県産のオーガニック茶葉を使用しています。ほのかな桃の香りがする上品なお茶です。
鹿児島県で飲んだ焼酎の緑茶割がおいしかったので、白桃グリーンティーで試してみました。芋焼酎の強い匂いと桃の香りがマッチして予想以上のおいしさでした。
ソフトドリンクとして、フレーバーティーと炭酸水の組み合わせもお奨めです。
皆さんは、「味盲」という言葉をご存じですか?
40年前アメリカの大学で「味盲テスト」を受けたことがあります。フセンのような薄い紙を噛むと苦味で顔がこわばりましたが、なんと約30名の学生の中で苦味がわかったのは筆者を含め2名だけでした。子供の頃から甘いものづけ、スナック菓子づけ、添加物づけの食生活をしているアメリカ人の多くは、味が分からない「味盲」だったのです。
もう一例です。アメリカの工場で昼食をごちそうになったことがあります。デザートは強烈に甘いフロストクリームケーキとアイスクリームで、コカコーラが甘く感じなかったのを覚えています。
さて、日本人の味覚はどうでしょうか。
”糖質の多い” 甘いくだものやスィーツ、”糖質だけでなく塩分や添加物の多い” カップ麺やスナック菓子、ごはんに合う”味の濃い” おかずなどをひんぱんに食べていると、味覚はドンドン鈍くなってきます。
反対に、糖質制限を続けると味覚は敏感になってきます。特に甘さを強く感じるようになるので、糖度の高いくだもの、スイーツ、砂糖やみりん使用のおかずは甘すぎて食べられなくなります。またごはんを控えるので薄味の料理が好みになってきます。
このフレーバーティーを「味がしない飲みもの」と感じた人は、日頃の食生活を見直してみて下さい!
◆ 果物の糖質量
⇒ 糖質量から”体に良い” イメージの食品(ハチミツ・甘酒・フルーツ・グラノーラ・飲む酢・玄米・お粥・蕎麦)を考察する
◆ くりなど種実(しゅじつ)類の糖質量
⇒ ナッツの糖質量 と ”低糖人” 医師の食べ方