「脳神経外科医が教える糖質制限のホントの話」の著者石原信一郎先生が日当直時に召し上がる持ち込み食は、ゆで卵以外は料理が不要です。どれもお手軽なので継続可能な上に、大切なタンパク質、脂質、ミネラルもたっぷり摂れる低糖食なので、昼食やおやつとしてもお勧めです。
石原先生流 ”プロテイン(タンパク質)ファースト” の食べ方も、是非実践してみて下さい。
◎ チーズ100g
◎ 納豆2回分
◎ ゆで卵6個 (1個割れたので昨日食べました)
◎ 鰹節
◎ すりごま
◎ アーモンド
◎ 海苔
◎ MCTオイル
◎ にがり
◎ プロテイン2回分(黒いケース)
◎ シリカ入りミネラルウォーター1本
◎ 病院食は野菜メニューが3種以上出るので野菜は持参不要ですが、大切なタンパク質、脂質、ミネラルなどが摂れる低糖食品を選びました。
◎ 待機時間が長いので、お腹が空いたり、喉が乾いたらすぐ飲み食いできるモノばかりです。
◎ チーズや納豆の種類を変える位で、いつも同じ内容なのでお手軽に用意できます。
◎ 発酵食品はなるべく期限近くの安くなったものを購入します(今日の分は冷蔵庫の奥で1カ月経っていました)。
※注意! 納豆が入っているポリエチレンケースはMCTオイルで溶けると思われます。MCTオイルをかける時はガラスか陶器に移して下さい。
“ベジファースト(野菜から食べる)” は、脂肪の吸収を抑えるというカロリー制限の食べ方です。
野菜を先に食べるとお腹が膨れタンパク質の摂取不足になるので、最初に肉、卵、魚などのタンパク質を摂ります。炭水化物を最後に食べるのは糖の吸収をゆるやかにするためです。
日当直の病院では、昼と夜に患者さんと同じ検食が出ます。今日の当直病院は療養型の病院で、これが標準です。ある程度はお肉も出ますが、糖質制限メニューではないのでごはん抜きにしてもらい、代わりに色々と持ち込むわけです。
まずはお肉をチマチマ拾って30回噛んで食べます。鰹節をかけた吸い物、次は酢の物のタコ、納豆、それから葉物野菜の順に食べ、最後に糖質の多いジャガイモと人参(炭水化物)を食べます。
野菜など食物繊維の多いものは人の胃腸で消化できません。大腸の腸内細菌のエサです。一方、タンパク質は胃で分解して小腸で吸収するので、野菜より先に食べます。
こうしてタンパク質を最初に食べる習慣になると「今日は摂っていない!」ことに気づきます。
そしてリズミカルに30回以上噛むことも忘れずに!