低糖チョコレートが、ネットやお店で購入できるようになってきましたが、単価が高いことや送料を考えると、いつでも手軽には食べられません。
話題の一冊「糖質制限の真実」の著者で糖尿病専門医の山田悟先生が提唱する ゆるやかな糖質制限〈ロカボ〉では、1日10gまで(以下)のスィーツはOKとされています。
そこで、お財布にやさしいスーパーなどで購入できる《森永、明治、ロッテ、グリコ》のチョコレートで、糖質量の少ない品を選び、食べる量でどこまで糖質を10g以下にひかえられるか検討し、チョコ好き10名に試食をお願いしました。
注意して頂きたいのが、「砂糖ゼロ」「糖類ゼロ」「砂糖不使用」の表示になっていますが、ショ糖、乳糖、糖類が「ゼロ」という意味で、糖質は含まれています。
※〈ビター〉表示のチョコは、糖質が少ないイメージですが、ビターの方が糖質は多いです。
■ 1日のOK摂取量 2本半(9.75g)まで
ミルク味が強く、不二家のミルキーのような味です。
■ 1日のOK摂取量 2本(8.2g)まで
個性がないチョコレートです。甘さと味のバランスは良いのですが、口どけがあまりよいとは言えません。
■ 1日のOK摂取量 約5粒(8.9g)まで
甘さも十分あり、食べやすいミルクチョコレートです。
■ 1日のOK摂取量 約5粒(9.4g)まで
中途半端な甘みなので、物足りなさを感じます。口どけはよいのですが、あと味が今ひとつです。
■ 1日のOK摂取量 約4粒(8.88g)まで
ビターチョコレートですが、オレンジピールの香りが効いて甘味をしっかりと感じます。サクサクした食感が楽しめます。
■ 1日のOK摂取量 約3.5粒(9g)まで
甘みと、チョコレートが口の中でとけた時のクランベリー酸味との絶妙なバランスで、もう一粒食べたくなります。大豆パフとミルクチョコとのバランスがよく、このシリーズの中では、一番美味しいと試食者の評価が高かったチョコレートです。
※ NEO SWEETS シリーズは、1粒の大きさが均等ではないので、OK摂取量の粒数は、一番大きな(g)粒を基準に計算しました。均等でないためか、1袋に入っている実量と表示量が違いました。
Pocorin情報
低糖で美味しい明治NEO SWEETSシリーズは、残念ながら2016年1月末で製造中止になりました。あまり店頭で見かけない商品ですが、イオン、西友、ダイエー、東急ストアー、京急ストアー、イナゲヤ、ドンキホーテ、コクミンドラッグ、マツモトキヨシ、サミット、ライフなどに置いてあるそうです。在庫限りのチョコを捜してみて下さい。
ポリフェノール が多いカカオ豆をたっぷり使ったビターチョコレートは、食べてシアワセを感じるような甘いチョコレートではありませんが、低糖と健康を考えて召し上がると、この味に慣れるかもしれません。
■ 1日のOK摂取量 14個(9.52g)まで
まったく甘くありません。苦味と酸味がある究極のビターチョコです。何枚も食べられるチョコレートではありません。
■ 1日のOK摂取量 9個(9.45g)まで
CACAO95%を食べた後には、86%でもほのかな甘さを感じます。95%と同様に、チョコが口にまとわりつきます。
■ 1日のOK摂取量 6個(10.02g)まで
カカオ豆の含有量が減った分、甘さはありますが、まだ酸味が強く出ています。カカオ豆というよりマスカットと紅茶のような香りがあります。
■ 1日のOK摂取量 5枚(9g)まで
カカオ豆の味が全面に出てきますが、酸味はありません。甘さは十分あります。少しだけ口にまとわりつきます。
市販のチョコレートは糖質が多いのでNG食品ですが、チョコレート選びと食べる量で、糖質を10g以下にひかえることができます。
美味しいからと個数をオーバーしないように、最初から1日量を分けておくことをお薦めします。
※ 炭水化物(=糖質+食物繊維)表示のチョコレートですが、各メーカーに確認した所「食物繊維がほとんど含まれていないので糖質として考えて下さい。」ということでした。
■ 1日のOK摂取量 8個(9.12g)まで
ポリフェノール量は期待できませんが、ほどよい甘さがあるビターチョコレートです。
■ 1日のOK摂取量 5粒(9g)まで
〈ダース・シリーズ〉は、外側がかたく、内側がやわらかいのが特徴です。
選択したチョコレートの中で、美味しいミルク味のチョコレートだと試食者に好評でした。
■ 1日のOK摂取量 5粒(9g)まで
ホワイト・チョコレートというには中途半端で、白か赤(ミルク)だったら、赤をお薦めします。
■ 1日のOK摂取量 5粒(9.5g)まで
ビターですが、ほどよい苦味がなので食べやすいです。
※ ダース・シリーズも、ビターの方が糖質は多いです。森永に確認した所「ビターは苦みがあるので、苦みを消すために甘味料(糖質)を多く加えている。」そうです。
■ 1日のOK摂取量 4枚(9.2g)まで
ブラック・チョコレートとは言いがたいほど甘いです。口どけはよいです。
■ 1日のOK摂取量 4粒(9.52g)まで
名前の通り、VAN HOUTENココアを飲んでいるような味わいです。
■ 1日のOK摂取量 約3本(10.5g)まで
チョコレートケーキのような食感があります。甘すぎずお酒の香りがする大人のショコラです。
Pocorin情報
森永は、チョコ1箱につき1円を「カカオの国の子供たちへ」支援しています。
糖質制限食では、努めて食べて頂きたいナッツ類ですが、チョコで包むとわずか3、4粒しか摂れませんので、やはりナッツ単体でお召し上がり下さい。
※ こちらも、炭水化物(=糖質+食物繊維)表示です。各メーカーに確認した所「食物繊維がほとんど含まれていないので糖質として考えて下さい。」ということでした。
■ 1日のOK摂取量 約4粒(10.28g)まで
子供向けの普通に甘い、可もなく不可もないチョコレートです。
■ 1日の摂取量 3粒(9.6g)まで
美味しく、あと味もよいので「また食べたくなる」逆効果を生むので、3粒で我慢できるか?!という声もありました。
■ 1日のOK摂取量 約3粒(10.08g)まで
カカオの香りがほどよくあり、甘すぎませんが、コクがもう少し欲しい一粒です。
■ 1日のOK摂取量 2粒(7.6g)まで
あまり甘くないのですが、コクがある大人のチョコレートです。
ゆるやかな糖質制限を実践しているチョコレート試食者の一人は、心理的抑制ができると明治チョコベビーを利用しているそうです。糖質は、わずか1粒0.16g【炭水化物19g/117粒(32g)】です。
甘いものがむしょうに食べたくなる時に、カプセルサイズ(直径5mm 長さ8mm)の小粒チョコをまずは1粒を口に入れます。口の中にチョコの味が広がりシアワセ気分になります。2粒目もチョコを愉しむのですが、3粒目になると甘いものを食べているという罪悪感が生まれはじめ、4粒目で食べるのを止めるそうです。
「個人的意見ですが、やはり菓子職人の糖質制限ショコラ・ドゥ・ゼロがピカイチではないかと・・」
甘いものには目がなく、ご自身も糖尿人で糖質制限を実施していらっしゃる新南陽整形外科クリニックの花岡篤哉院長に、低糖チョコのお薦めNO.1を教えて頂いたので、ネットで取り寄せてみました。
ほどよい甘さが口の中でとろける生ショコラです。あと味もよく上品なカカオの香りが口の中に残り余韻も楽しめます。甘さもおいしさも抜群なうえに、糖質を気にせずに食べて頂ける、低糖人にはうれしい贅沢な一品です。
バレンタインデー、誕生日、ご自身へのご褒美などの特別なときに、まちがいなく幸せにしてくれる一粒です!
糖質制限ショコラ・ドゥ・ゼロは、期間限定商品(11月~4月)です。
菓子職人
京都市右京区西院西高田町19(西大路松原西入る)
電話番号 075-311-4606
営業時間 9:00AM~8:00PM
アクセス 〈最寄駅〉阪急京都線「西院駅」下車徒歩8分
〈最寄バス停〉市バス「西大路松原」下車2分
ネット販売はここから 菓子職人
■ 健康志向の市販チョコレートは、低糖志向!
糖質10g未満をクリアできる健康志向のチョコレートが沢山あります。
■ 【明治】THE Chocolate -糖質制限ダイエットのおいしい友
値ごろでおいしいビーントゥバーチョコレートです。そして低糖です!